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国家公務員共済組合連合会 呉共済病院

電話番号 0823-22-2111

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臨床研修

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臨床研修:初期臨床研修

初期臨床研修内容および募集について

病院名 国家公務員共済組合連合会 呉共済病院
開設者 国家公務員共済組合連合会
理事長 尾原 榮夫
病院長名 村上 恒二
所在地 〒737-8505 広島県呉市西中央2丁目3番地28号
電話0823-22-2111 FAX0823-25-4752
交通案内 JR呉駅より徒歩7分

病院の沿革・特徴

明治37年11月、呉海軍工廠職工共済病院として創立、呉市における最も古い病院である。昭和25年12月に国家公務員共済組合連合会が継承し現在に至っている。新鋭医療機器を導入し、地域医療の中核として高度医療を目指している。

臨床研修プログラム

臨床研修教育責任者 救急科部長 石川 雅巳

プログラムの目的と特徴

当院の初期臨床研修制度には次の3の大きな柱があります。

  1. 研修医による研修医のための研修制度。
  2. 少数精鋭の研修。
  3. 救急とプライマリーケアを中心とした研修。
1.研修医による研修医のための研修制度

呉共済病院の初期研修制度のもっとも大きな柱です。当院の初期研修における最高決定機関は「初期研修のあり方委員会」です。これはすべての研修医を中心として、それに指導医が加わって形成される委員会です。初期研修に関するあらゆること、例えば研修プログラムや研修医の定員さえも、すべてこの委員会が最終決定する権限を持ちます。病院の都合を研修医に押しつけることは一切ありません。研修内容や当直回数などもすべて研修医自身が決定することができます。研修医がやりたいことはすべて行って、やりたくないことは一切行いません。研修制度の決定権限は研修医が持っています。

2.少数精鋭の研修

当院の初期臨床研修医の定数は28年度は7名です。6年連続フルマッチの実績、25、26年度の受験者数の多さから理解できるように、決して人気が無いからこれだけの人数しか採用できないのではありません。当院は増員を拒んで7人の定員をかたくなに守っています。その理由は研修医自身が増員を望んでいないからです。増員すれば、担当症例数や当直回数が減少し、研修の希薄化や研修機会が減少する危険があります。症例を7人で分ける方がいいか、10人で分ける方がいいか、その答えは明白です。巷の研修病院は軒並み研修医の数を増やそうとする傾向があります。その理由は各々の病院によりさまざまでしょうが、「研修医のため」という理由はおらく皆無でしょう。当院のプログラムでは、1年目の研修医は各科を1、2か月単位でローテートしますが、同じ月に2人の初期研修医が同時に同じ診療科を選択することはありません。これも少人数が可能にすることです。これによってローテートしている研修医は、その期間その診療科の自分にとって有益な症例をすべて1人占めすることができます。そして最も重要なことは、指導医や関連スタッフもその1名に集中して指導することが可能ということです。

3.救急とプライマリーケアを中心とした研修

初期研修病院で「救急とプライマリーケアを中心とした研修」を謳い文句にしていない病院はないと言っても過言ではありません。それを知りながらあえてここで紹介するのは、当院では他に類を見ないほど救急とプライマリーケアの研修を行っているからです。呉共済病院では「午後救」というシステムを採用しています。内科系診療科、例えば循環器内科、消化器内科などをローテートしている期間の午後は、研修医は救急部のプライマリーケアを担当します。もちろん必要とあれば、いつでも上級医の助言や診察を要請することが可能で、最終的な判断も上級医が行います。「午後救」ばかりでなく、平日の当直や土日、休日の日当直もこの研修医中心の救急は行われています。指導医の判断に従ってばかりや指導医のすることを見ているだけでは、本当のプライマリ―ケアの実力は身につきません。この「午後救システム」を採用している病院は他にはありません。他の病院では救急科は単独で3か月ほどローテートし、内科系診療科をローテートしている研修医を午後から救急部に配置しようものなら、その科の指導医から「救急は救急科にまわっている時に研修して下さい。」とクレームが来るに違いありません。なぜ、呉共済病院ではそのようなクレームが出ないのでしょうか?それは各科の指導医が自分たちも救急部で診療し、救急部で研修医を教えたいと思っているからで、さらに研修医も救急の現場で患者を見たいと思っているからです。たとえば、胸痛の症例が救急搬送されて来たとします。心電図上STが上昇しているのを確認し、至急心カテを行いみごと再開通しました。初期研修医にとって真に面勉強になるのは、ここを含めてではないですか?その後の入院のみを受け持っても経験はほとんど得られません。喘息で搬送された症例が救急部の処置で良くなって、念のために入院しているのを、呼吸器内科をまわっているからといって、入院後だけ診ても勉強にはなりません。救急部に来てからの処置、入院、退院までを通して見ることが総合的な診療を可能にします。この「午後救システム」も研修医の希望で行っているのであって、決して押しつけではありません。

その他の特徴

1.虎の門病院と舟入市民病院での小児科研修

当院と虎の門病院は同じ共済組合系列の兄弟病院です。また舟入市民病院は広島市内の小児救急を一手に引き受けている病院で、初期研修医にとって重要な小児のプライマリーケアが研修できます。25年度、26年度の初期研修医には1名ずつの小児科医志望の研修医がいます。

2.与論島、奄美大島徳州会病院での地域医療

「初期研修のあり方委員会」で地域医療について検討した際に、それまでに研修していた呉市内の開業医での研修について、呉共済病院での研修と大きな差が感じられないと言う意見が出ました。そこで最たる地域医療と言える離島医療を行うために、与論島と奄美大島徳州会病医院での研修を行っています。与論島は鹿児島の最南端にある人口5千人の島で、島内の病院は徳州会病院のみです。診療はできる限りその病院で完結し、そうでなければ沖縄本島にヘリで郵送すると言う理想的な離島医療が研修できます。常勤医師が少ないことから研修医に求められることの質は高く、呉共済病院で学んだプライマリーケアを実践し、さらに磨くことが可能です。与論島はサンゴ礁でできた島で、研修の合間にはダイビングやウィンドサーフィンなどを楽しむことができます。奄美大島には2つの徳洲会病院があり、JPC(ジャパン・フィジカルクラブ)で有名な総合診療医がいます。プライマリーケアが学べ、もちろんマリンスポーツができます。どの病院を選択するかは研修医の自由です。

3.学会参加

呉共済病院では実技が学べて、手技が身に着くことは以前から定評がありました。しかし、手技ばかりでは片手落ちと考え3年前から学問に力を入れています。一つは学会参加です。小さな研究会や各診療科での地方学会の発表はもちろん行いますが、それに加えて全員が全国学会発表を一度は行っています。また毎年タイの集中治療学会での英語の発表も行っています。さらに、2年に一度の海外学会研修として、毎年11月に行われる米国心臓協会(American Heart Association;AHA)のScientific Sessionsに出席しています。AHAは単なるアメリカの循環器学会ではなく、世界中の英知が集まる学会であり、その規模や学問的レベルは世界最大、最高蜂です。AHAの心肺蘇生に関するガイドラインや、BLS、ACLS講習会など研修医になじみのコンテンツも含まれるので、海外研修としては最適です。院内カンファレンスも当然数多く行っています。

4. 総合診療カンファレンス

研修医が望み自ら始めたカンファレンスや勉強会が中心となることです。自分たちが望む若手の医師を全国から招聘して、講演や講義を依頼することも行っています。

呉共済病院での総合診療研修教育

 

【平成24年度】
第1回  9月27日:中西内科 中西重清先生
第2回 11月27日:長﨑大学 池田正行先生
第3回  1月29日:広島市民病院救急科 市場稔久先生
第4回  2月 7日:丸太町病院総合診療科 上田剛士先生

【平成25年度】
第5回  4月 4日:藤田保健衛生総合診療科 山中克郎先生
第6回  5月 9日:水戸地域医療教育センター 徳田安春先生
第7回  6月20日:浦添総合病院総合診療部 入江聰五郎先生
第8回  9月12日:天理よろづ相談所病医院 総合内科 東光久先生
第9回 10月17日:丸太町病院総合診療科 上田剛士先生

【平成26年度】
第10回  4月17日:水戸地域医療教育センター 徳田安春先生
第11回  5月27日:東京北医療センター 総合診療科 南郷栄秀先生
第12回  7月18日:福井大学 地域医療推進講座 寺澤秀一先生
第13回  8月21日:倉敷中央病院 救急救命センター 福岡敏雄先生
第14回 10月 6日:青木眞先生

【平成27年度】
第15回  4月16日:徳田安春先生
第16回  7月11日:徳洲会奄美ブロック総合診療研修センター 平島修先生
第17回  7月17日:東京城東病院総合内科チーフ 志水太郎先生
第18回  2月25日:大阪医療センター 松本謙太郎先生

【平成28年度】
第19回  4月 7日:徳田安春先生
 

 

研修の期間割

プログラム:いくつかの研修プログラムの中から選択可能です。

  • 研修プログラム責任者名および役職(石川 雅巳 救急診療科部長)
  • 副研修プログラム責任者名および役職(藤原 謙太 副院長兼内科診療部長)
参考例
  6ヶ月(必須) 3ヶ月(必須) 3ヶ月(選択必須科目)
2科目以上選択
(期間の定めはない)
一年次 内科 救急部門
(麻酔科)
外科
※(1)選択科
  8ヶ月(選択科目) 1ヶ月(必須) 1ヶ月(必須) 1ヶ月(必須) 1ヶ月(必須)
二年次 将来専門とする診療科と
関連診療科 ※●下記参照
小児科
※(2)下記参照
産婦人科
※(3)下記参照
精神科
(ほうゆう病院)
地域医療
※(4)下記参照

※ (1)選択科は内科(各専門科)、外科(各専門科)、小児科、産婦人科、麻酔科、病理診断科から選択
救急部門は別に救急診療部において月3〜4回程度指導医とともに当直
●内科各専門科(腎尿路、神経、呼吸器、循環器、消化器)
●外科各専門科(一般外科、整形、心臓血管、胸部、脳神経、泌尿器、皮膚、耳鼻咽喉、放射線)
※(2)小児科研修は虎の門病院と舟入市民病院から選択
※(3)産婦人科は中国労災病院
※(4)地域医療はクレア焼山クリニックと与論徳洲会病院、瀬戸内徳洲会病院、名瀬徳洲会病院から選択

研修内容 当院の研修プログラムにて実施
診療科目 主な研修内容
内科 将来どの分野に進もうとも臨床医あるいは一般内科医として対応できるよう,基本的な診療に関する知識,技能,態度を身につけることを目的とする。一般内科,消化器,循環器,呼吸器,腎尿路,神経,自己免疫,感染症,内分泌・代謝で構成し,ローテーションにより各指導医のもとで研修する。カンファレンスは循環器,消化器,内科(抄読・症例),透析,chestを各週1回。CPC月1回。
小児科 指導医のもとに入院患者、外来患者、救急患者の診療にあたらせる。この間、診察法、検査法(採血、腰椎穿刺、生理検査など)、診断法、治療法(投薬および処方の原則、輸液の適応と管理など)について研修する。また、アレルギーの専門医を目標としている場合、上記とは別途の指導も行う。
外科 初期医療の応急処置と外科的治療の適応に対する適切な判断が下せるための基本的知識,技能,態度を習得することを目的とし,研修期間中は指導医のもと副主治医として,担当患者の診断,手術,術前術後の管理にあたる。消化器カンファレンス週1回。乳腺カンファレンス週1回。前週の入退院,手術経過,今週の手術予定等のカンファレンス週1回。
整形外科 整形外科の専門医として治療していくに必要な基本的知識,技術を習得する。病棟においては,副主治医として,指導医のもとに診療,検査にあたり,手術についても,介助あるいは,小手術においては術者として執刀する。フィルムカンファレンス週5回。術前カンファレンス週2回。抄読会週1回。
脳神経外科 一般的な脳神経外科の疾患を理解し,適切な処置法(救急処置法含)の習得。その目標を達成したうえで脳神経外科専門医への基礎づけとして脳神経外科学および臨床体験を重ねて基礎的知識,技術を習得する。病棟においては,主治医とともに診察,治療にあたり,検査を実施して手術には助手として可能な限り参加する。カンファレンス週2回。
胸部心臓血管外科 胸部心臓血管外科に関連する患者の診察,検査および適切な外科処置と技術を身につけ,さらには,手術適応に関する判断を正しく下せる能力を習得する。また術前・術後の患者の呼吸,循環系の管理と処置ができるような知識と技術を習得する。病棟においては主治医とともに診察,治療にあたり,検査を実施して手術には助手として参加する。循環器内科と合同カンファレンス週1回。呼吸器内科,外科合同カンファレンス週1回。
皮膚科 日常臨床で遭遇する各種皮膚疾患に対し,必要な対処ができる能力を習得することを目標とし,指導医のもとに症例の検査および鑑別診断と治療法(手術を含む)を習得する。病棟においては,目標達成後主治医として治療にあたる。他2病院との合同症例検討会2か月に1回。アトピー外来勉強会2か月に1回。
泌尿器科 種々の病変を有する患者を診察し,専門治療を必要とするか否かを判断でき,かつ一般泌尿器科患者に対し適切な処置を行うことができる能力を習得する。病棟においては,目標達成後,指導医のもとに主治医として研修し,各種手術法の習得(助手および指導下における中等手術までの執刀,術前・術後管理)する。症例検討会,抄読会各週1回以上。
(産婦人科) 指導医のもと補助医として、産婦人科の解剖生理学的知識と各種疾患を十分学習したうえで入院患者を担当させる。正常および合併症妊娠を含む周産期管理を行い、産科救急や手術を含む婦人科腫瘍などの基本的な治療法、産科保健指導などについて研修させる。
耳鼻咽喉科 基礎的知識と基本的技術の習得を踏まえ診療にあたり,耳鼻咽喉科領域の一般および特殊検査技術とその判読,救急治療法の習得。入院治療のプランニングの習得。指導医のもとに基本的手術法の習得。抄読会,症例検討会各週1回。
放射線科 放射線医療に関する基礎的知識,技能を習得する。X線検査,超音波検査,MRI検査,核医学検査などさまざまな画像診断の基礎を学び,主要な病変を指摘し,鑑別診断を行う能力を習得する。フィルムリーディング週5回。
麻酔科 麻酔医として必要な臨床的技術と知識を習得することを目標とし,指導医のもとに各種麻酔法の選択と実践,術前・術後の全身管理を習得する。また,救急,集中治療医学の基礎としての麻酔学を修練する。さらにペインクリニックの理論,技術等を習得する。抄読会,症例検討会,ペインクリニック症例検討会,ICUカンファレンス各週1回。
病理診断科 組織検査、細胞診検査、術中迅速診断などについて理解し、病理組織診断結果、細胞診断結果を解釈できるように病理学的基礎的知識を身につける。また手術臓器については、固定の仕方、切り出しの意味について理解する。剖検については、その目的、臨床的問題点を整理し、剖検所見から問題点を解明する。外科・消化器内科・病理・放射線科合同カンファレンス週1回。
引き続き3年次以降も研修を行っている場合の期間,内容,身分等
3〜4年次,常勤職員と同等
研修医の出身大学
岡山大学、広島大学、愛媛大学、島根大学、鳥取大学、筑波大学、産業医科大学、九州大学、福島県立医科大学
過去3年間の研修修了者の進路
引き続き研修中,他の病院勤務
研修中の人員
1年次生 7名,2年次生 7名
平成29年度研修医募集
募集予定人員

7名

処遇 身分 常勤的非常勤、宿舎 有(病院負担) 、社保 有
給与 1年次生 年収 6,500,000円
2年次生 年収 7,200,000円
出願手続き 応募資格 平成29年度医師国家試験受験予定者
出願締切 各選考日の7日前
※締切に間に合わない場合はお問い合わせください。
出願書類 履歴書(市販のもので可)、卒業見込証明書
※希望する試験日をひとつ選んで履歴書の備考欄に記入してください。
選考方法 小論文及び面接
試験実施日
(約3時間)
平成29年7月  1日(土) 小論文   9時30分〜10時20分 面接10時30分〜
平成29年7月15日(土) 小論文   9時30分〜10時20分 面接10時30分〜
平成29年7月29日(土) 小論文   9時30分〜10時20分 面接10時30分〜
平成29年8月22日(火) 小論文 13時00分〜13時50分 面接14時00分〜
内定者への連絡方法、期日:決定次第内定者へ連絡します。
研修開始日 平成30年4月1日(2年間)
お問い合わせ先 0823-22-2111  総務課(内線5513)

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総務課 臨床研修係(担当:竹田 和人)
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